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2025年08月16日
オーナー自ら設計!こだわりのライブステージ誕生秘話:音楽と魂が響き合う場所
はじめに
ライブ喫茶ELANに足を踏み入れた瞬間、誰もがその落ち着いた空間と、どこか懐かしさを感じるレコードの温かさに包まれることでしょう。しかし、この隠れ家のような喫茶店の奥には、単なるカフェの枠を超えた、特別な場所が存在します。
それが、他でもないELANのオーナー自らが設計を手がけたという、こだわりのライブステージです。
このステージは、ただ演奏するための場所ではありません。オーナーの深い音楽への愛と、訪れるお客様への限りない想いが結晶となった、まさに魂が響き合う場所なのです。
今回は、その誕生に秘められた設計思想や、音へのこだわり、そして完成までの想いを詳しくご紹介いたします。
音楽を心ゆくまで楽しむための「隠れ家」としての設計思想
コンセプトに込められた想い
ライブ喫茶ELANのコンセプトは、「音楽とコーヒーを楽しむ隠れ家」。この言葉には、オーナーがこの場所にかける特別な想いが込められています。
都会の喧騒から離れ、ゆったりとしたくつろぎの時間を過ごしながら、良質な音楽に身を委ねてほしい。そんな願いから、オーナーは店内の空間全体を自ら設計しました。
その中でも、最も「音」のこだわりが凝縮されているのがライブステージです。オーナーは、お客様に最高の音楽体験を提供するためには、単に音響機器を並べるだけでは不十分だと考えました。
空間そのものが音楽を奏でる設計
空間そのものが音を奏で、音楽が持つ本来の魅力を最大限に引き出す設計が必要だと確信していたのです。このステージの設計思想の根底にあるのは、「お客様に音楽を楽しんでいただけるよう、音響設備にこだわりました」という、揺るぎない信念です。
ライブ会場としても、録音スタジオとしても利用できるほどのプロフェッショナルな環境を、あえて「喫茶店」という日常に溶け込む形で実現すること。それがオーナーの描いた壮大なビジョンでした。
音響設計への妥協なきこだわり
このビジョンを実現するため、オーナーは設計段階から音の響き、残響時間、吸音、拡散といった音響特性を徹底的に研究しました。ステージの素材選びから壁の構造、天井の高さに至るまで、すべてが最適な音響環境の創出を目的として計算されています。
まるで楽器そのもののように、空間全体が最高の音を奏でるように設計されたこのステージは、単なる演奏スペースではなく、音楽そのものが生きて呼吸する場所となっているのです。
オーナーの情熱が息づく音響設備への徹底したこだわり
ELANのライブステージのこだわりは、その選りすぐりの音響設備に如実に表れています。オーナーが目指したのは、単に大音量を出せることではなく、音の一つひとつが持つ「生命力」を再現することでした。
そのために、妥協のない機材選定が行われました。以下、その代表的な設備をご紹介します。
1. 豊かな響きを追求したグランドピアノ
ステージの中央に鎮座するのは、その存在感だけで空間を満たすグランドピアノです。数あるピアノの中でも最も豊かな響きを持つグランドピアノを選んだのは、生演奏の臨場感を何よりも大切にするオーナーのこだわりです。
鍵盤を叩く指先の微妙なニュアンス、ペダルを踏み込んだ際の響きの変化、それらすべてがクリアに、そして深く心に響くよう、ステージ全体の音響設計が施されています。
このピアノが奏でる音は、まさに「グランドピアノならではの豊かな響き」であり、クラシックからジャズ、ポップスまで、あらゆるジャンルの音楽に深みを与えます。生演奏の迫力と繊細さを、コーヒーを片手に間近で体感できる贅沢は、ELANならではの魅力と言えるでしょう。
2. 迫力ある「生音」を生み出すアコースティックドラムセット
ライブパフォーマンスに不可欠なのが、リズムの要となるドラムです。ELANのステージには、電気的な補正を極力排し、楽器本来の音を追求したアコースティックドラムセットが採用されています。
これは、「迫力のある生音を楽しめる」ことを最優先したオーナーの選択です。ドラムスティックがシンバルやドラムヘッドを叩く瞬間の空気の振動、その場にいるからこそ感じられる振動は、まさに「生」の音楽の醍醐味です。
アコースティックドラムが織りなす力強いリズムは、聴く人の心を揺さぶり、ライブの熱気を最高潮に高めます。電子楽器では決して味わえない、生楽器ならではの迫力と温かみを体感できるのです。
3. 音楽界の銘機、JBL Model 4344スピーカーの選択
ELANの音響設備を語る上で欠かせないのが、JBLの名機、Model 4344スピーカーです。数あるスピーカーの中からこのモデルを選んだのは、その「力強いサウンド」と、原音を忠実に再現する能力への信頼に他なりません。
JBL Model 4344は、その豊かな表現力で、音楽の細部まで余すことなくリスナーに届けます。低音域の迫力から高音域の繊細さまで、バランスよく再現される音質は、まさに「最高の音質」を約束します。
ライブ演奏はもちろんのこと、店内に並ぶ膨大なレコードコレクションを再生する際も、このスピーカーがその真価を発揮します。オーナーは、単に音を出すだけでなく、その音に込められたアーティストの想いや、レコーディング時の空気感までも再現したいと考え、この銘機の導入を決断しました。
4. 革新技術の結晶、レーザーターンテーブル
そして、ELANの音響へのこだわりを象徴するのが、レーザーターンテーブルの導入です。これは、レコードの音を針ではなく「光」で拾うという画期的な技術を採用したプレイヤーです。
その最大の特長は「極めて生音に近い音を再現できる」点にあります。一般的なレコードプレイヤーでは、針の摩耗や、溝の傷によって音質が劣化する可能性がありますが、レーザーターンテーブルは非接触であるため、レコードを傷つけることなく、限りなく原音に近い音を再生できるのです。
「針では拾えない音までクリアに再現でき、限りなく原音に近い音をお楽しみいただけます」。この説明からもわかるように、オーナーはレコードが持つ本来の音の魅力を最大限に引き出すために、最新の技術を惜しみなく導入しました。
名古屋でも有数の、最高の音質でレコードを再生できる機材として、このレーザーターンテーブルは、ELANが提供する音楽体験の質を格段に高める、まさに「秘策」とも言える存在です。お客様がリクエストした懐かしい曲や思い出の曲も、この最高の音質で楽しむことができます。
ライブステージ完成までのエピソード:情熱と追求の道のり
理想の音響空間を求めて
オーナーが「自ら設計」し、「こだわりの音響設備」を導入したという事実から、その誕生には計り知れない情熱と、音への飽くなき追求があったことは想像に難くありません。
おそらくオーナーは、設計段階から音の響き、残響時間、吸音、拡散といった音響特性を徹底的にシミュレーションしたことでしょう。ステージの素材選びから壁の構造、天井の高さに至るまで、すべてが「良質な音楽と共に、贅沢なひとときをご提供いたします」という目標のために最適化されたはずです。
まるで楽器そのもののように、空間全体が最高の音を奏でるように計算し尽くされたのです。
機材選定の困難と喜び
世界中から最高の音響機器を選び出す作業は、膨大な時間と労力を要したことでしょう。特に、JBL Model 4344スピーカーやレーザーターンテーブルのような最高級の機材を導入する決断には、並々ならぬ覚悟と信念が必要だったはずです。
しかし、それらの機材がELANのステージに設置され、初めて理想の音が鳴り響いた瞬間は、オーナーにとって何物にも代えがたい喜びだったに違いありません。長年の夢と情熱が、ついに形になった瞬間だったのです。
「喫茶店」という枠を超えた挑戦
ライブ会場として、そして録音スタジオとしても利用できるほどのプロ仕様の設備を、あくまでも「喫茶店」という親しみやすい場所の中に創り上げることは、一般的な常識では考えにくい挑戦でした。
しかし、オーナーは音楽をより身近に、そして最高品質で提供したいという一貫した哲学のもと、この困難な道のりを歩み続けました。この挑戦があったからこそ、ELANは唯一無二の存在として輝いているのです。
完成への道のりで培われた哲学
このような困難を乗り越える中で、オーナーは「音楽は人生を豊かにする」という確固たる信念を更に強くしたに違いありません。技術的な完璧さを追求しながらも、常にお客様の心に寄り添う温かさを忘れない、そんなバランス感覚が、ELANの空間全体に息づいているのです。
ELANが提供する特別な音楽体験
レコードコレクションとの融合
ELANの魅力は、最高峰の音響設備だけにとどまりません。往年の名曲が収められたレコードが所狭しと並び、リクエストすれば店内のプレイヤーで再生される空間は、常に音楽で満たされています。
そして、その中心にあるのが、オーナーの情熱の結晶であるライブステージなのです。レコードで聴く音楽と、生演奏で体感する音楽、その両方を最高の音質で楽しめる場所は、他にはなかなか見つけることができません。
多彩なライブイベントの開催
このステージでは、Choro Liveや「My soul, My stage 響けタマシイノオト」のような多彩なライブイベントが開催されています。多くのアーティストがこの「こだわり」の音響設備を体験し、その素晴らしさを実感しています。
演奏者にとっても、自分の音楽が最高の環境で表現できることは、大きな喜びです。そして、聴き手もまた、ここでしか味わえない「最高の音質」で、音楽の持つ真の魅力を再発見できるのです。
お客様一人ひとりへの心配り
ELANの特徴は、最新の設備を導入しながらも、決して技術に偏ることなく、お客様一人ひとりに寄り添うサービスを提供していることです。リクエストにお応えしてレコードを再生したり、お客様の好みに合わせた音楽選択を行ったり、そんな細やかな心配りが、この空間をより特別なものにしています。
音楽体験の未来を拓くステージとして
単なる設備を超えた存在意義
ライブ喫茶ELANのオーナーが自ら設計したこのこだわりのライブステージは、単なる店舗の設備ではありません。それは、音楽への深い敬意と、お客様への温かいおもてなしの心が形になったものです。
このステージは、技術的な完璧さと人間的な温かさを両立させた、まさに理想的な音楽空間と言えるでしょう。オーナーの長年の夢と情熱が結実した場所として、多くの人々に愛され続けています。
音楽文化の継承と発展
ELANのライブステージは、過去の名曲を最高の音質で再現するだけでなく、新しい音楽文化の創造にも貢献しています。若い世代のアーティストが、この素晴らしい環境で演奏する機会を得ることで、音楽への理解と愛情を深めていくのです。
このように、伝統的な音楽の継承と、新しい音楽の創造の両方を支える場所として、ELANは重要な役割を果たしています。
地域文化への貢献
名古屋の音楽文化を豊かにする拠点として、ELANの存在意義は計り知れません。このような質の高い音楽体験を提供する場所があることで、地域全体の文化レベルが向上し、多くの人々が音楽の素晴らしさを再認識するきっかけとなっています。
おわりに:音楽が生き、息づき、人々の心を豊かにする場所
ライブ喫茶ELANのライブステージは、単なる「場所」ではありません。音楽が生き、息づき、そして人々の心を豊かにする「体験」を創造する舞台なのです。
オーナーの深いこだわりと情熱が生み出したこの特別な空間では、最高品質の音響設備と温かいおもてなしの心が融合し、訪れる人々に忘れられない音楽体験を提供しています。
グランドピアノの豊かな響き、アコースティックドラムの力強いリズム、JBL Model 4344スピーカーの忠実な音再現、そしてレーザーターンテーブルの革新的な技術。これらすべてが調和し、まさに「音楽の聖地」とも呼べる空間を創り上げているのです。
コーヒーの香りに包まれながら、最高の音質で音楽を楽しむ贅沢な時間。都会の喧騒を忘れ、音楽と共にゆったりと過ごすひととき。そんな特別な体験が、ELANでは日常的に提供されています。
オーナーが込めた「お客様に音楽を楽しんでいただきたい」という純粋な想いは、確実に訪れる人々の心に届いています。そして、その想いは音楽を通じて、さらに多くの人々に広がっていくことでしょう。
あなたもぜひ、この特別な空間で、音楽の新たな扉を開いてみませんか。オーナーの情熱が結晶となったライブステージで、きっと今まで体験したことのない、素晴らしい音楽の世界に出会えるはずです。
ELANのこだわりのライブステージは、これからも多くの人々に愛され、音楽文化の発展に貢献し続けていくことでしょう。音楽と魂が響き合う、この特別な場所で、あなたの人生がより豊かになることを願っています。
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Cafe & Music ELAN
やわらかな音と、香り高い一杯を。
名古屋市熱田区外土居町9-37
光大井ハイツ1F 高蔵西館102
052-684-1711
営業時間|10:00〜23:00
定休日|月曜・第1&第3火曜日
アクセス|金山総合駅より大津通り南へ徒歩15分
市営バス(栄21)泉楽通四丁目行き「高蔵」下車すぐ
地下鉄名城線「西高蔵」駅より東へ徒歩7分
JR熱田駅より北へ徒歩9分
ゆったりと流れる時間のなかで、
ハンドドリップのコーヒーとグランドピアノの音色がそっと寄り添います
あなたの今日が、少しやさしくなるように。
Live Café ELAN でお待ちしております