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2025年11月17日

師走を彩る熱狂のジャズナイト「わがままLive&Session」12月20日開催

はじめに:音楽と珈琲が織りなす特別な夜

2025年12月20日(土)、ライブ喫茶ELANに再び熱いジャズの夜がやってきます。

年の瀬が近づくこの時期、慌ただしい日常から少し離れて、生の音楽に身を委ねる時間はいかがでしょうか。今回ご紹介する「わがままLive&Session」は、プロミュージシャンたちが繰り広げる本格的なジャズライブと、誰でも参加できるセッションタイムを組み合わせた、当店自慢のスペシャルイベントです。

16時スタートという週末の午後を有効活用できる時間設定で、料金は2,500円(1ドリンク付き)。当店こだわりの音響設備で奏でられるジャズの響きを、ゆったりとお楽しみいただけます。

イベント概要:3部構成で味わうジャズの醍醐味

基本情報

「わがままLive&Session」の開催概要は以下の通りです。

  • イベント名:わがままLive&Session
  • 開催日:2025年12月20日(土)
  • 開演:16:00
  • 料金:2,500円(1ドリンク付き)

時間割とプログラム

当日は3つのステージで構成されています。

  • 17:00 1st わがままカルテット
  • 18:00 2nd Amber Notes .Tb
  • 19:00 Session Time

まず17時から「わがままカルテット」がオープニングを飾ります。トランペットをフロントに据えた王道のジャズカルテット編成で、スウィング感あふれる演奏をお届けします。

続く18時からは「Amber Notes .Tb」が登場。こちらはトロンボーンを中心とした編成で、温かみのある音色が特徴です。同じジャズでも、楽器編成が変わるだけでまったく違う表情を見せるのがジャズの面白さ。2つのバンドを聴き比べることで、その奥深さを実感していただけるはずです。

そして19時からは、この日のハイライトとなる「セッションタイム」。ジャズセッションとは、演奏者同士が即興で音楽を作り上げていく、ライブならではの醍醐味です。事前に決められた演奏ではなく、その場の空気や演奏者同士の掛け合いから生まれる音楽は、まさに一期一会。同じ曲を演奏しても、二度と同じ演奏にはならないのがセッションの魅力なのです。

出演者紹介:実力派ミュージシャンたちの共演

わがままカルテット

  • 徳武勲(Tp./トランペット)
  • 亀山吉朗(Bs./ベース)
  • 寺井裕一(Ds./ドラム)
  • 矢田将大(Pf./ピアノ)

トランペット、ピアノ、ベース、ドラムという編成は、ジャズの歴史の中で最も愛されてきた組み合わせの一つです。トランペットの華やかな旋律に、ピアノが和音で彩りを添え、ベースとドラムがしっかりとしたリズムの土台を築きます。

トランペットという楽器は、ジャズにおいて花形的存在。明るく輝かしい音色は、ジャズクラブの空気を一瞬で変える力を持っています。徳武氏のトランペットが、ELANの音響設備を通してどのように響き渡るか、ぜひ体感していただきたいところです。

Amber Notes .Tb

  • 中村友紀(Tb./トロンボーン)
  • 浅田里香(Ds./ドラム)
  • 矢田将大(Pf./ピアノ)
  • 早川耕太郎(Bs./ベース)

トロンボーンをフロントに据えた編成は、トランペットとはまた違った魅力があります。トロンボーンは、時に力強く、時にユーモラスで、時に哀愁を帯びた表情を見せる楽器。スライドを使った独特の奏法は、音を滑らかに繋げることができ、人の声に近い表現が可能です。

注目していただきたいのは、ピアニストの矢田将大氏が両バンドに参加している点です。異なる編成、異なるフロント楽器を支えるピアノの役割の違いを聴き比べられるのは、音楽ファンにとって貴重な機会でしょう。

同じピアニストでも、トランペットと共演する時とトロンボーンと共演する時では、和音の選び方やリズムの取り方が微妙に変わります。こうした細やかな変化を感じ取れるのも、生演奏ならではの楽しみです。

ELANの音響設備:プロが認める音質へのこだわり

当店が多くのミュージシャンから選ばれる理由、それは音響設備への徹底したこだわりにあります。

オーナー自ら設計したこだわりのステージ

ELANのステージは、オーナーが音楽を知り尽くした上で設計したものです。単なる喫茶店のライブスペースではなく、ライブ会場や録音スタジオとしても機能する本格的な空間となっています。

録音スタジオとして使えるということは、それだけ音響的に優れた環境が整っているということ。プロのエンジニアが録音に使える品質の音場が、ライブでもそのまま活かされるのです。

グランドピアノが奏でる豊かな響き

当店には本格的なグランドピアノを設置しています。電子ピアノやアップライトピアノでは決して出せない、グランドピアノならではの豊かな倍音と響きが、ジャズの演奏に深みを与えます。

ピアノは単に和音を弾くだけの楽器ではありません。ジャズにおいては、メロディを奏で、リズムを刻み、時には打楽器のように使われることもあります。その多彩な表現を支えるのが、グランドピアノの広いダイナミックレンジ(音の強弱の幅)です。

矢田氏のような熟練のピアニストが、このグランドピアノをどう弾きこなすか。繊細なタッチから力強い和音まで、その表現力の幅広さをお楽しみください。

迫力のアコースティックドラムセット

ジャズのグルーヴ(心地よいリズムの流れ)を生み出すドラムセットも、もちろん本物のアコースティックドラムです。

電子ドラムでは再現できない、生のドラムの振動が空気を震わせる感覚。特にシンバルの響きやスネアのキレは、生音でなければ味わえません。寺井氏と浅田氏、それぞれのドラマーが叩き出すリズムの違いも、聴き比べのポイントです。

JBL Model 4344 スピーカーの力強いサウンド

当店の音響システムの要となるのが、JBLのヴィンテージ名機「Model 4344」スピーカーです。

このスピーカーは「力強いサウンド」を特徴としており、ジャズのような生演奏の迫力を余すところなく伝えます。トランペットやトロンボーンの金管楽器特有の輝かしい音色も、このスピーカーを通すことでクリアかつダイナミックに客席全体に広がります。

ヴィンテージスピーカーが今も愛される理由は、デジタル全盛の現代でも再現できない「音の温かみ」にあります。アナログならではの柔らかく豊かな音質が、ジャズという音楽の本質的な魅力を引き立てるのです。

レーザーターンテーブルが示す音へのこだわり

当店には、名古屋でも数少ないレーザーターンテーブルを導入しています。これは針ではなく光でレコードの溝を読み取る最先端の再生機器で、「極めて生音に近い音」を再現できます。

このレーザーターンテーブルの存在は、当店の音楽に対する姿勢を象徴しています。レコードに刻まれた微細な音の情報を一切逃さないという追求は、ライブ演奏においても同じです。演奏者が生み出す一音一音の熱量を、可能な限り忠実にお客様に届けたい。その想いが、当店の音響設備のすべてに込められています。

音楽と共に楽しむ珈琲とお食事

ライブは16時スタートで19時までセッションが続く長丁場です。途中でお食事やドリンクを楽しみながら、ゆったりと音楽に浸っていただけます。

こだわりの珈琲で一息つく贅沢

当店は「音楽とコーヒーを楽しめる喫茶店」として、珈琲にも強いこだわりを持っています。

  • レギュラーコーヒー
  • アメリカンコーヒー
  • エランブレンドコーヒー(580円)

特にエランブレンドは、当店オリジナルの配合で、多くのお客様にご好評いただいている一品です。熱いジャズの演奏の合間に、淹れたての珈琲で一息つく。音の温度と珈琲の温度、両方を感じる贅沢な時間をお過ごしください。

充実のフードメニュー

長時間のライブに備えて、しっかりとしたお食事もご用意しています。

  • イタリアンパスタ、タラコパスタ(各800円)
  • カルボナーラ(生ハム添え 850円)
  • 和牛カレー(1,000円)

パスタは本格的なイタリアンの味わいで、ライブの合間に小腹を満たすのにぴったりです。和牛カレーは、じっくり煮込んだ深い味わいが自慢の一品。音楽を聴きながらゆっくりお食事をお楽しみいただけます。

アルコールで夜を彩る

ジャズとアルコールは切っても切れない関係です。セッションの熱気をさらに盛り上げるアルコールメニューも充実しています。

  • 生ビール<アサヒ>(600円)
  • グラス赤ワイン(600円)
  • グラス白ワイン(600円)
  • グラススパークリングワイン(600円)

冷たいビールを片手にジャズを聴く。あるいはワイングラスを傾けながら、演奏者たちの即興に耳を傾ける。それぞれの楽しみ方で、音楽と飲み物のペアリングをお楽しみください。

ELANが培ってきたライブ開催の実績

当店では、ジャズだけでなく様々なジャンルのライブを定期的に開催しています。

2025年だけでも、クラシックのソロライブ、バンド編成のアンサンブル、参加型の音楽イベントなど、多彩なプログラムを実施してまいりました。9月には八巻志帆氏によるバスクラリネットのソロライブ、10月には「We Love Music」というバンドイベントなど、月に複数回のペースで音楽イベントを開催しています。

これだけ多様なジャンルのライブを受け入れられるのは、当店の音響設備が柔軟に対応できる高い品質を持っているからに他なりません。ジャズの激しい即興演奏も、クラシックの繊細な表現も、それぞれに最適な音響環境を提供できる。それが、多くのミュージシャンから信頼をいただいている理由です。

今回の「わがままLive&Session」のような、複数バンドが登場しセッションまで行う複雑な進行も、これまでの豊富な運営経験があるからこそ、スムーズに進行できるのです。

ご来店案内とアクセス情報

営業時間と定休日

  • 営業時間:10:00~23:00
  • 定休日:毎週月曜日、第1・3火曜日
  • 電話番号:052-684-1711

12月20日(土)は通常営業日ですので、安心してお越しください。ライブ開演は16時ですが、それより前にお越しいただいて、ゆっくり珈琲を楽しみながらライブを待つのもおすすめです。

予約について

ライブイベントは人気が高く、特にセッションタイムは立ち見になることもあります。確実にお席を確保されたい方は、事前のご予約をおすすめいたします。お電話またはご来店時に、お気軽にスタッフまでお声がけください。

まとめ:一期一会のジャズセッションを体験しに

2025年12月20日(土)の「わがままLive&Session」は、当店が誇る最高の音響設備の中で、実力派ミュージシャンたちがジャズの即興性と熱量を存分に発揮する特別な一夜となります。

徳武勲氏のトランペット、中村友紀氏のトロンボーン、そして両バンドを支える矢田将大氏のピアノ。それぞれの楽器が織りなすハーモニーは、グランドピアノとアコースティックドラム、そしてJBL Model 4344スピーカーによって、最高の音質でお届けします。

ジャズのセッションは、その場限りの即興演奏です。同じメンバーでも、その日の気分や会場の雰囲気によって、まったく違う音楽が生まれます。だからこそ、ライブに足を運ぶ価値があるのです。

師走の慌ただしさを忘れ、生の音楽に身を委ねる数時間。料金は2,500円(1ドリンク付き)という手の届きやすい設定です。当店こだわりの珈琲やお食事、アルコールと共に、極上の音楽体験をお楽しみください。

当店は「音楽と珈琲の隠れ家」として、これからも質の高いライブイベントを提供し続けます。皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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Cafe & Music ELAN 

やわらかな音と、香り高い一杯を。

名古屋市熱田区外土居町9-37
光大井ハイツ1F 高蔵西館102
052-684-1711
 営業時間|10:00〜23:00
定休日|月曜・第1&第3火曜日
アクセス|金山総合駅より大津通り南へ徒歩15分
市営バス(栄21)泉楽通四丁目行き「高蔵」下車すぐ
地下鉄名城線「西高蔵」駅より東へ徒歩7分
JR熱田駅より北へ徒歩9分

ゆったりと流れる時間のなかで、
ハンドドリップのコーヒーとグランドピアノの音色がそっと寄り添います

あなたの今日が、少しやさしくなるように。
Live Café ELAN でお待ちしております